資源 resource 2004 1 13

 昔、山奥に、ある男が住んでいました。
山間に、広大な農地を所有していましたが、
そういう土地であるため、
いくら、面積が広くても、農作物は取れませんでした。
 ある年、村で流行した疫病により、
不幸にも、妻子を失いました。
男は、もう生きていても、仕方ないと思うようになりました。
 ある時に、夢のなかに、
神様がでてきました。
神様が、こう質問しました。
「この金貨を選ぶか、信仰を選ぶか」
男は、妻子を失っており、もう失うものはない。
今さら、金貨を求めても、仕方ないと考えて、信仰を選びました。
数年後、この村一帯に、地下資源が豊富であることが判明しました。

 さて、現代。
資源というと、地下資源を考えてしまいますが、
もう、そろそろ、発想を転換すべきです。
 最近でも、あったらしいですが、
数十年前に、地下資源である石油の確保を求めて、
大きな戦争がありました。
 あれから、数十年も経過したのですから、
科学技術も進歩したでしょう。
もう、そろそろ、エネルギーを、石油に求めるのではなく、
水素に求めるべきです。
水素エネルギーの活用が可能な国は、原則として、水素エネルギー社会とし、
そうでない国は、石油エネルギーで生活をする。
そういう国際ルールを作るべきです。
 世界各国、全部が、水素エネルギー社会となるには、
技術的に無理でしょうから、二段階に分けて、考えるべきです。
 さらに、日本の場合は、海底資源も、活用すべきです。
太平洋沿岸にある、豊富な海底資源を積極的に活用すべきです。
もともと、日本は、海洋国家であり、海洋民族ですから、
海の資源を利用すべきなのです。
 また、漁業というと、はるか遠くまで、
魚を求めて、出かけますが、
これも、発想を転換すべきです。
海洋牧場や海底牧場も、そろそろ考えるべきです。
これも、技術的に可能なレベルまで来ているでしょう。












































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